※2021.1.21:追記修正
今回は、そろそろ青色申告しようか…と悩んでいる未来のグルーデコ認定講師さんのために青色申告に関するお話をします。
「グルーデコ認定講師で開業できるの?」
「青色申告って難しいかな?」
と、ご自身でお仕事を始めようとすると悩むこと、心配なこと、考えること、とにかくたくさんあります。
だからと言って、諦めたくないですよね!
この記事では、グルーデコ認定講師として開業届を出すかどうかから、確定申告のための帳簿付けの手間を省く必要性がわかります。
私はクリスタルデコラティブアーティスト として5年、グルーデコ認定講師として2年、制作販売や講師活動をしていました。
2018年までは、白色申告で確定申告をしていましたが、2019年からは青色申告にしました。
- 【簡単解説】グルーデコ認定講師の青色申告の方法
- まとめ
【簡単解説】グルーデコ認定講師の青色申告の方法
あなたは「グルーデコ認定講師」に興味を持っていたり、仕事としてやっていきたいと抱負を掲げていますか?
グルーデコをお仕事にするなら、ある程度の利益を出してビジネスとして講師業や販売業をしていく必要があります。
そのためにも、確定申告が必要になってきますし、青色申告や白色申告に関しても考慮していくことになります。
まずは、「開業届を出すか、出さないか」からお話していきます。
グルーデコ認定講師として開業届を出すか否かは、収入で決めてもOK
あなたは、グルーデコ認定講師ですか?それとも、なろうとしていますか?
グルーデコ認定講師講座を受けると、「開業届」も一緒に渡されます。
開業届を出すか否かは、任意です。
開業届を出す際に、青色申告承認申請書も一緒に提出すると青色申告者なります。
メリットの一つとして、65万円の控除が受けられる
デメリットとしては、複式簿記での帳簿付けをすることとなります。
デメリットといういい方はしたくないですが、複式簿記を知らない場合はデメリットになるかなと…慣れるまで難しいので。
ある程度売り上げがあったり、他の仕事(パートや投資など)を行っているなら、65万円控除は大きなメリットとなります。
主婦の基礎控除は48万円(厳密には、市民税などはもう少し低いです)なので、48万円を超える利益があるようなら、何らかの対策を講じて節税をするのがおすすめです。
※2020年から38万→48万に変更されています。
メリットがある一方で、「複式簿記での帳簿付け」が、一番ハードルが高く感じられます…
簿記をしたことがない方だと、全く意味が解らないかもしれません。
始めのうちは、そこまで売り上げが上がらないことも多いので、しばらくは白色申告でビジネスに慣れていくのも一つの手です。
グルーデコ認定講師として白色申告
まずは、白色申告についてのお話から。
グルーデコを始める際、初めからやっておくべき作業は、2つ。
・棚卸(仕入品や商品の在庫管理)
・仕訳帳記入とレシート保管
グルーデコで、物販(商品を作って販売)していると「棚卸」が必要となります。
「趣味から仕事へ」と境がない場合、棚卸の際に非常に困ります。
例えば、
- 仕入れに入れたいけど、レシートがない。
- 商品の原価として、どの材料を計上すべきか。
- 仕事にする前の作品を売ったらどうすればいいか。
けっこう悩んだり、帳簿にどのようにつけたらいいのかわからなくて調べる作業に時間を取られてしまいます。
ですので、仕事にしようという気持ちが少しでもあるなら、はじめから材料の価格とかは全て記録として残しておくようにした方がいいです。
白色でも、帳簿の保管は義務なのできちんと帳簿をつけましょう。仕分けの際には、レシートなど証明できるものも必要となりますので捨てないようにしましょう。
白色申告と青色申告で悩んだら
グルーデコは、仕入れに結構お金がかかります。経費は、仕入、資材、消耗品など仕事にかかった費用のことです。
売上ー経費=利益
利益から、基礎控除など控除が引かれた部分の所得に対して、所得税や住民税などの税金がかかってきます。
利益ー控除=所得
所得×対象税率=納税額
納税額は、所得の種類や金額によって異なります。(累進課税)
ある程度の売り上げがいただけるようになったら、青色申告にした方がいいでしょう。
【必須!】「エクセルが苦手、簡単に済ませたい」→会計クラウドサービスを利用すべき
仕訳帳や在庫表は、エクセルで管理するのが一番初歩な部分です。
手書きでもいいですが、後から計上し忘れが見つかると計算がすべてずれることもあるのでめちゃめちゃ手間です。
正直言って、仕訳帳ってかなり面倒です。在庫管理表も面倒です。(私は、これが相当なストレスで、自分はミニマリストだと判明しました。)
独りで作業しているとどんどんと不安になることもあります。グルーデコ認定講師なら、レッスンの際に講師に聞いてみるのも有りですね。ただ、あまり具体的には教えてくれないと思います。グルーデコ認定講師は、経理などの専門ではないので答えられないことも多々ありますからね。
色々と疑問がわいてくるので、潔く会計クラウドサービスに頼るのが一番です。
せっかくなら、最初から使い始めて慣れておくのがいいです。最初はお試し無料で始められるキャンペーンやプランもあります。
↓無料お試しできるキャンペーン実施中↓
>>マネーフォワード
私は仕事を始めた当時、クラウドサービス自体を知らず、知ってからもしばらくは手を出せないでいました。年末などの事務作業の苦痛さ…もっと早く知っておきたかった。
他にやりたいことがたくさんあるのに、棚卸から仕訳帳のチェックやら、全てエクセルで作っているから大変なものです。
在庫の管理は、自力でどうにかするにしても、確定申告の準備や帳簿付けはある程度自動化しておくと楽ちんです。
グルーデコを仕事にしているのに、経費関係でつまづくなんて時間がもったいないです。
自分にとって、一番大切なところに時間をかけてあげましょう。苦手な経費管理は、得意な会計クラウドサービスに頼って、時間を節約するのも主婦が自分で仕事をしていくうえでは必要となります。
本当に、時間なんていくらあっても足りません。家事・育児にプラスして自分でお仕事を始めるわけですから…
一番時間をかけるべきは、集客です。事務作業じゃないですよ(*_*;
グルーデコ認定講師におすすめ会計クラウドサービスは?
ある程度有名な会計クラウドサービスを利用するのがいいです。
シェア率の高いサービスは、安心度も高く、利用している人も多いので、サービスが充実しています。
私も候補に挙げている3社をピックアップします。
「初めてでよくわからないし、質問に答えてくれる方がいい」
⇒メールやチャット、電話対応など色々とサポートがついているプランです。
「マネーフォワードクラウド確定申告の青色申告 ベーシックプラン」
マネーフォワードのベーシックプランには、あんしん電話サポート付きプランもあります。
「自分でどうにかできるから、とにかく低コストで納めたい」
⇒無料でできるプランを使い始めてみる。
「マネーフォワードクラウド確定申告の青色申告 フリープラン」
白色申告なら、「やよいの白色申告 オンライン」で手間を省くのが楽ちんです!(仕事での事務作業はラクは正義と覚えるのが正解です。)
BASE を使うなら、 freee かマネーフォワードがいい
もし、グルーデコ認定講師として自分のホームページ兼ネットショップを持ちたいなら、無料のネットショップ開業「BASE(ベース)」 がおすすめです。
私も、BASEを利用してネットショップをつくりました。ある程度作りこむなら、有料版のテンプレートを購入すると、見栄えがアップします。
BASEでは、じぶんのネットショップに必要なApps(アプリ機能)を追加できます。その中には、freee やマネーフォワードのAppsもあり、売り上げや手数料などを自動で仕分けしてくれます。
連携させたいなら、 freee やマネーフォワードを選ぶのもいいですね。
そうはいいつつも、私は「やよいの青色申告 ベーシックプラン」※次年度にフリープランに切り替えて節約
私が、料金やプランをいろいろと見比べてきた中で、一番良かったのは「やよいの青色申告 ベーシックプラン」です。
初年度については、電話サポート付で1年間6,600円(税込)というコスパの良さです。
もし、1年間使ってみて、電話サポートの必要がなければ「フリープラン(初年度無料、翌年度以降8,800円(税込)」に替えればいいだけなんです。
ベーシックプランでも、翌年度以降は13,200円(税込)です。
freee やマネーフォワードよりも、コスパがいいと思います。
ただ、「やよいの青色申告 フリープラン」には、サポート機能がないので、「マネーフォワードクラウド確定申告の青色申告 ベーシックプラン」でメールとチャットサポートを受けるのも有りですね。
【複式簿記 初心者向け】簿記の仕組みが理解しやすかった書籍
クラウド会計に頼るのもいいですが、一応簿記に関する書籍を読んで知識として頭の片隅に入れておいた方がいいです。私は以下の2冊の書籍を読んだことで、かなり簿記に関する理解が深まったので紹介します。
とにかく「貸方」「借方」どっちに書けばいいの?というところから分からなかったのが、イラストを交えてわかりやすく説明されていました。
グラフィカルで簿記の仕組みがイメージしやすいです。
続きまして、
簿記の参考書の中では、分かりやすい方です。仕分けの問題もあるので、「簿記の教科書1年生」よりは難易度は高いですが、勉強になる1冊です。
これを理解できれば、自分で複式簿記から貸借対照表・損益計算書・決算書まで作れるようになるかもしれません。
ただ、面倒だし専門家ではないので、そこはクラウドサービスに頼った方が賢いです。
まとめ
グルーデコ認定講師になったら、「確定申告する必要が出てくる」ことは意識しましょう。
そして、白色申告にするか青色申告にするかを決めて、きちんと帳簿をつけていくこと、棚卸をする必要があります。
経理などの事務作業に手間がかかりすぎるようなら、会計クラウドサービスで時間の節約をしましょう。
メジャーな会計クラウドサービスを使えば、帳簿から確定申告書類までお任せで作成してくれます。
始めは無料からスタートして負担なく始めたいですね♪
とにかく、やることはたくさんと言っていいほどありすぎるので、時間の節約できるところへの投資は非常に大切なポイントになります。