今回は、グルーデコの完全に初心者な方が、3か月でグルーデコ作品を上手に作る方法についてお話します。
「グルーデコの始め方を知りたい。これからグルーデコでアクセサリーを作ってみたいけど、いったいどこから手を付けたらいいんだろう…。
興味はあるけど、どうすればいいかがわかりません。具体的な方法を教えてください。」
こういった疑問に答えます(^^♪
<グルーデコの作り方を3か月で上達するまで>
- 目標設定:ジュエルボール(スワロボール)制作
- 環境準備:道具と材料を用意すれば完了
- 基礎理解:そもそもグルーデコってなに?
- 習得手順:基礎的な技術を知る→簡単なグルーデコ作品を作る
- 実践練習:平面デコ~立体デコ、そして球体デコへ
私はクリスタルデコラティブアーティスト として5年、グルーデコ認定講師として2年、活動をしています。
この記事を読むことで、「グルーデコの道具の揃え方から始め方、作り方」までをイメージできるようになります。
「モノづくりをしてみたいなぁ…」と感じていた私に作る楽しみを与えてくれたのがグルーデコです。
無我夢中で作っていく中で、同じ趣味を持つ方と知り合ったり、ネットショップオーナーさんたちをお知り合いになったりしました。充実した30代を送るきっかけになったグルーデコに感謝の気持ちを込めつつ、記事を執筆します。
<グルーデコ初心者向け>3ヶ月で上達!グルーデコ作品の作り方
こんなことをいうのは、なんとも恥ずかしいですが、ハンドメイドはグルーデコをするようになった今でも不得意です。
グルーデコはできますが、その他のハンドメイド全般が苦手です。ミシンも持っていません。
そんなハンドメイドのできない私でも、グルーデコで作品を作ることはできます。しかも、販売できるレベルの作品です。
目標設定:ジュエルボール(スワロボール)制作
今回、目標は「ジュエルボール(スワロボール)を制作すること」にしました。
実際に見てみると分かるのですが、球体になっている分、めちゃめちゃキレイです。
このジュエルボールを見た瞬間から、「私も、このジュエルボールを作ってみたい!」という目標が設定されます(笑)
とはいえ、ジュエルボールを作るのは簡単ではないです。というか、難しいです。
段階的に説明していくと、
①球体の土台に、均等にグルーを乗せる技術
↓↓↓
②グルーの表面をきれいに処理する技術
↓↓↓
③立体面へストーンを乗せる技術
↓↓↓
④きれいなボールに仕上げる技術
この4段階が少なくとも必要になります。
環境準備:道具と材料を用意すれば完了
グルーデコのありがたいところは、自宅の比較的省スペースでの作業が可能なことです。
私は、いつもリビングのテーブルで作業をしています。できれば、明るい光の入ってくる部屋がおすすめです。細かなストーンを使用する作業は、うす暗いと見えにくいためです。
グルーデコに必要な最低限の道具:ツイザーバキューム・スケール(計量器)・ゴム手袋・先の尖ったもの(楊枝、竹串、ピックペンなど)・アルコールウェットティッシュ
グルーデコに必要な最低限の材料:グルー(接着粘土)・チャトン型ストーン
極論では、この二つ。「フリーセッティング」なら、もうこれだけでいいです。
※フリーセッティング:土台を使わないグルーデコの技術
フリーセッティングは、初心者が作るにはやっぱり難しいので、土台があった方が作りやすいです。
グルーやチャトン型ストーンは、リアル店舗よりも通販ショップの方が品ぞろえは豊富です。とはいえ、近くにパーツクラブや貴和製作所、ユザワヤなどアクセサリーパーツを取り扱っているお店があったら、いろいろなパーツがあることをチェックしておくといいですよ。
初めての方なら、そのままグルーとストーンを購入して作ってみるのがいいです。
グルーにもいろいろな種類があります。自分が使いやすいグルーがどれなのかを知る意味でも、試してみる価値はあります。といっても、やはりJGAのダブルグルーは扱いやすくて質がいいのは間違いないです。
ストーンも、アクリルストーンからガラスストーンまでいろいろな種類があります。
デコリエストーンもコスパ良くて、自分用やフリマ用など安く収めたい場合に活用できます。
ストーンは、通販で購入する方が安く購入できます。
自分に必要なチャトンサイズが、どの通販サイトで取り扱っているのかはチェックしておく必要があります。 (これが、オーダー受けた時に一番大変だったりする)
基本は、PP18・PP13・PP10(もしくはPP9)辺りでそろえておくとオールマイティーに活用できます。
※3センチ大ジュエルボールを作る際には、PP24というサイズが必要になります。なくてもいいけど、嫌になるほどつらくなります。
基礎理解:そもそもグルーデコってなに?
ここまでで、必要最低限の道具と材料はそろっている状態。
もう作ることができます。
で、「そもそもグルーデコってなに?」という話をしますね。
グルーデコとは、グルーという接着粘土にチャトン型ストーンを埋め込んで作るハンドメイド手法です。(チャトン型とはダイヤカット型のこと)
グルーは、A剤とB剤に分かれており、両者を同量混ぜ合わせることにより硬化を促します。
グルーが硬化されるまでの間に、チャトン型ストーンなどパーツを接着させて完成させます。
硬化までの時間は、グルーの種類や気温などによって異なります。あなたが購入したグルーが何十分で硬化が始まり、何時間後に完全硬化するのかを知った上で作品つくりをする必要がありますね。
硬化が始まってしまうと、パーツが埋まりづらくなり完成できない場合もあります。
慣れない内は、小さい面積にとどめ徐々にストーンを埋めるスピードが速くなったら難易度を上げていった方が無理なくレベルアップできます。
習得手順:基礎的な技術を知る→簡単なグルーデコ作品を作る
グルーデコの基本的な技術は、平面デコ・立体デコ・球体デコに分かれます。
本記事での目標は、球体デコができるようになるまでです。
正直、いきなり球体デコ(ジュエルボール)を作ることはできません。というか、作ることはできますが、きれいに作ることはできないです。
なぜか?
基本(平面デコ・立体デコ)ができていないからです。
<基本的な技術を知る方法>
(1)書籍を購入する(一番安い)
(2)日本グルーデコ協会など認定講師からレッスンを受ける
(3)通信講座で学ぶ
一つずつ解説します。
(1)書籍を購入する(一番安い)
一番安く始められる独学方式です。残念なのが、かゆいところに手が届かない。
ジュエルボールの作り方も、今では書籍で学ぶことはできますが、「初心者が見てもきれいには作れないだろうな~」と感じます。
「完成度は求めない。とにかく安く作りたい。」という方向けです。
当ブログでも、グルーデコの作り方について解説しています。
>>グルーデコ和ネコ(三毛・ハチワレ)のおとぼけ表情がかわいいヘアゴムの作り方
>>グルーデコによる指輪(リリークラスター風リング)の作り方とポイント
(2)日本グルーデコ協会など認定講師からレッスンを受ける
グルーデコに関する協会は、いろいろあります。その中で、一番大きいのが「日本グルーデコ協会(JGA)」。私が所属していた団体です。
グルーデコ認定講師は、おのおので教室を開講して活動しています。もちろん、趣味の範囲の方や販売の方もいます。
認定講師に教えてもらうのは、
- その場で疑問を解決できる。
- 道具類は全て講師が揃えてくれる。
というメリットがあります。一方で、スケジュールを合わせたり、教室に行く手間も出てきます。
ここは、あなたの性格次第なところもあります…
(3)通信講座で学ぶ
費用は掛かりますが、道具から材料、教材までまとめて用意してくれて「あと学ぶだけの状態」にしてくれるのが、通信講座です。
私は、通信講座「クリスタルデコラティブアーティスト 」を活用してグルーデコを学びました。
グルーデコに関する協会や通信講座は、「まとめ&おすすめ 経験者が語るグルーデコを学べる協会&通信講座」の記事でどうぞ。
実践練習:平面デコ~立体デコ、そして球体デコへ
初めての方は、平面デコから練習していきましょう。
平面デコは、ペンダントトップなど、土台に縁のあるアイテムを作る際に必要な技術です。
- グルーを平らに土台に置くことができるようになる
- ストーンを均等に整列してデコれるようになる
- ストーンを浮きなく、また、埋めすぎないようきれいに仕上げる
このような、基礎的な部分は作品の出来栄えに直接影響するので簡単な作品から難しい作品までどんなときにも意識してほしいポイントです。
立体デコは、ボリュームリングやロンデルを作る際に必要な技術です。
立体デコについては、以下のポイントを注意しながら練習しましょう。
- 立体感にばらつきがない
- ストーンをグルー面に対して垂直に埋めている
球体デコは、ジュエルボールを作る際に必要な技術です。
- 一番肝心なのは、ボール芯に均等にグルーを乗せること
- ストーン同士の距離感を均一にすること
- スピードも必要
- サイコロ玉台をつかって、きれいなボールに仕上げていく
参考:「<ジュエルボールの痛くなりにくいイヤリング>グルーデコの作り方」
また、ジュエルボールの芯となるボールが必要となります。「ジュエルボールを作るための土台(ボール芯)を購入できるお店や通販について」をどうぞ
<番外編>3か月どころか最短2日でジュエルボールを作るには
グルーデコ認定講師講座をまとめて受講する場合、最短2日でジュエルボールを作ることができます。
もちろん、これはグルーデコ認定講師さんのサポートがあってこそできることなので、実際に自分で作れるようになるには、もう少し時間がかかります。
詳しくは、「短期間取得で大丈夫?グルーデコ認定講師講座は2日で取得可能か。」をどうぞ。
まとめ
大きな流れですが、3か月あれば販売できるレベルのグルーデコ作品は作れるようになります。
私の場合、カラーコーディネーターは完全独学で取得しましたが、グルーデコは通信講座に頼りました。
要は、作り方を知ってしまえば、あとは自分が練習すればいいだけだからです。
なので、一番おすすめなのは通信講座で動画を見る・作る・出来栄えを評価してもらうです。
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