※2019.12.9 記事追記修正
今回は、グルーデコ作品を制作する時、失敗しないためにやっておくといいワンポイントを紹介します。
「初心者だから、グルーデコの作り方で未然に防げるトラブルを知っておきたい」
そんなあなたに向けてお話します。
未然にトラブルを防ぐことで、完成後の破損を防ぐことができます。
販売を視野に入れている方なら、販売後の苦情を防ぎ、お客様をがっかりさせないことにもつながります。
私はクリスタルデコラティブアーティスト として5年、グルーデコ認定講師として2年、活動をしています。
失敗を防ぐ!初心者さんのためのグルーデコを作る時の注意点
(事件が起きたのは、私が試作で作った右のペールグリーンのヘアゴム)
つるつる滑る面にグルーを設置すると、思わぬ拍子に外れることがあります。
私は、ヘアゴムを結ぶときに、ヘアゴム土台からグルーの塊がストンと落ちて驚いてしまいました~w
それが家で起きた事件だからよかったものの、外で起きたら居ても立っても居られない驚きでしたので、同じことが起きないようにしたいものです。
(とりあえず、販売する商品ではなかったのが救いです)
使ったのは、ヘアゴム土台です。
私は、ヘアゴムアイテムを中心に制作販売をしていました。
ヘアゴム土台の形は、以下の2つに分かれます。
- 縁があるもの(上の写真の大きいヘアゴム)
- 縁がないもの(上の写真の小さいヘアゴム)
見て分かりますか? 小さいヘアゴムは、縁(フレーム)として、ボールチェーンを巻いています。
土台自体は、フラットでつるっとした面になります。
ちなみに、この土台では外れたことは今のところないです。
グルーデコ作品を作る前のワンポイント☆
簡単な対策をすることで、脱落は防ぐことができます。
2パターンあるので、両方してもいいし、片方だけでも試してみて下さい。
- 土台に傷をつける
- 強力接着剤をつける
1.土台に傷をつける
土台に傷をつけると、グルーと土台の接着が強くなります。傷をつけても、その上にグルーを乗せるので、見えることはなく問題もありません。
方法は簡単で、鋭利なものでガリガリとすればいいだけです。
「目打ち」や「ニッパー」などの先の鋭利な道具がおすすめです。裁縫針では細すぎて傷がつきにくく、針の方がダメになってしまう可能性もあります。
↓↓↓ グルーデコに必要な道具についての記事↓↓↓
2.強力接着材をつける
ダブルな予防手段としては、強力接着剤もつけることです。
グルーデコ認定講師さんのお話では、ダブルグルーの接着力は「強力」とされています。
私のグルーの脱落は「クリスタルグルー」というグルーにて起きたことです。(ただ、ダブルグルーで起きないとは言えない)
強力接着剤には、デメリットもあります。
- 変色しやすい
- 多くつけると、脇からはみ出して見栄えがダウンする
※「ハード」と「ソフト」タイプがありますが、「ハード」がいいです。
脱落したグルーの塊は、この接着剤で着けて元に戻しました(苦笑)
その後、落ちることなく使えていますw
まとめ
グルーデコアイテムを作っても、すぐに壊れてしまったりしないように未然に防げることはしておくのがおすすめです。
今回は、グルーデコ土台からグルーが外れてしまうトラブルを防ぐための方法として、
- 土台に傷をつける
- 強力接着剤をつける
この2つについてお話しました。
グルー自体が接着力のあるものなので、強力接着剤は壊れた時の修理用でもいいですが、傷をつけて外れにくくするのは、制作時に事前作業としてした方がいいです。
強力接着剤は、意外と使う機会が多いので持っておきましょう。
もともと凸凹した土台でしたら外れにくいので不要です。